2007年5月21日月曜日

第六十二回伊勢神宮式年遷宮 お木曳き行事に参加

第六十二回伊勢神宮式年遷宮 第二年次お木曳き行事が
伊勢の街で行なわれています(陸曳きは約1ヶ月)。

私もボランティアの一人として、一日神領民の方々と接しています。
所属している(社)伊勢青年会議所では、
到着したバスから一日神領民の方々を綱へと案内する役目をいただいており、
バス確認~バス内で説明~誘導をしています。
皆さん遠路お越しいただき、前日の浜参宮を終え宿泊した後ですが、
長旅の疲れも見せずに、説明が終わると笑顔でバスを降りていかれます。
神社庁関係、研究団体関係、学校関係、企業の方などさまざまですが、
毎週金曜土曜日曜と、お木曳き車三台とも満員御礼のようです。
一番多い日は5000人の参加があるようで、バスは100台を越えますね(汗)
こんなにたくさんの方が集まるとは、ほんとびっくりです。
昨日は「つんく」が来ると言う噂を聞きいていましたが、どうだったんでしょう・・・

昨日は「つんく」が来るというのに、一日神領民のボランティアに行けませんでした。
我が小俣町小俣連のお木曳きの日だったからです。
式年遷宮は20年に一度ですが、お木曳きは2年に渡り行なわれます。
今年は2年次。
昨年は一日神領民のボランティアを済ませてからだったのですが、
今年は最初から参加してきました。

その昔、木曽から切り出された御用材は川や海を経て宮川で引き上げられ、
それを我々神領民がお木曳き車を引っ張り、外宮まで運んでいたようです。
今となってはトラックで輸送したり、神宮の山で植林しているそうなので、
昔の行事を再現しているんだと思います。
宮川から陸揚げした御用材をお木曳き車に載せ替え、
道中練り歩きながら外宮の貯木場へと運んできました。
今年は若者達の中へ入ってしまっていたので、張り切ってきました。
日頃のエネルギーが発散できて、大変楽しく過ごすことができました。

陸曳きもあと2週で終わりです。
次は19年後かと思うと、湧き上がった街が寂しくならないかと心配になります。
でもまだ川曳きもあるし、白石持ちもありますね。
元々お祭り好きってわけでもないのですが、また見に行ったりしてしまいそうです。